情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
文脈を考慮してボケるエージェントの基礎検討
著者
  • 長岡 大二(日大)
  • 中原 涼太(日大)
  • 小林 舞子(日大)
  • 鈴木 奨(日大)
  • 呉 健朗(日大)
  • 宮田 章裕(日大)
アブストラクト
説明画像

対話型エージェントは,我々の日常生活に広く普及してきており,今後も多くのユーザが利用すると考えられる.一方で,エージェントとの無機質な対話に親しみを感じないユーザは,このような対話型エージェントを受け入れられないという問題が懸念される.この問題を解決するために我々は,ユーザの発言の一部をわざと間違えて聞き返す,ボケて返す対話型エージェントを提案してきた.しかし,従来手法では,ボケる際に単語しか考慮されていないため,文章全体で見たときにユーモア性が損なわれる可能性がある.そこで我々は,エージェントがボケる際に,ユーザが入力した文の文脈を考慮することで,よりエージェントとの対話にユーモアを生み出せると考えた.本稿では,エージェントが文脈を考慮したボケを行うことで,文章全体で見たときのユーモア性を向上させることを目指す.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
3A07
ページ
882-884
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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