情報処理学会 インタラクション2019

文献情報

タイトル
柔らかい物体の動きによる共感表現方法の基礎検討
著者
  • 柴田 万里那(日大)
  • 大西 俊輝(日大)
  • 呉 健朗(日大)
  • 長岡 大二(日大)
  • 中原 涼太(日大)
  • 宮田 章裕(日大)
アブストラクト
説明画像

話を聞いてもらい共感してもらうことは,気持ちの整理やストレス発散につながる.現代社会では,いつでも話し相手が近くにいるとは限らず,そもそも話し相手が存在しないという人も少なくない.近年では,話の聞き手として対話型エージェントが注目されている.しかし,共感の前提となる感情推定の技術が不完全である問題や,不完全な感情推定に基づく共感表現の多くが明示的でユーザが反感を感じやすい問題がある.これらの問題を解決するために,本研究では見た目と表現方法の曖昧性が高い共感表現エージェントを考案した.このエージェントは,揺れたり,形状を伸縮させたりすることにより,ユーザに共感感情を表現する.

雑誌名
インタラクション2019論文集
© 情報処理学会 2019
論文ID
2B-29
ページ
572-575
発行日
2019年2月27日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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