情報処理学会 インタラクション2014

文献情報

タイトル
Ficon: 立体映像表示が可能なタンジブルデバイスの提案
著者
  • 高田 悠太(明治大)
  • 中林 隆介(明治大/DNP情報システム)
  • 福地 健太郎(明治大)
アブストラクト
説明画像

我々はテーブルトップシステム上で使用する,光ファイバを用いた映像提示が可能な操作デバイス"Ficon"を提案した.Ficonは表面の形状加工を施すことで,立体的な映像表現が可能になる.我々はCGと立体形状を持つFiconを組み合わせ,実体を持つ立体映像を表現するタッチディスプレイとしてFiconを実装した.Ficonは一般的な立体視差を使った3Dディスプレイと異なり,映像に触れて操作することに違和感がない.これに加えて,今回はFiconへのペンポインティング操作とFiconの固有ID識別をするシステムを実装し,複数の立体映像提示デバイスを使ったインタラクションの幅を広げた.本稿では,Ficonの構造と固有ID識別とペンポインティング操作を両立するシステムの実装について記述した後,Ficonの立体映像表現について触れ,アプリケーションを示す.

雑誌名
インタラクション2014論文集
© 情報処理学会 2014
論文ID
14INT014
ページ
100 ~ 107
発行日
2014年2月20日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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