情報処理学会 インタラクション2014

文献情報

タイトル
光学文字認識を利用した音楽演奏インタフェースの提案
著者
  • 卯田 駿介(首都大)
  • 馬場 哲晃(首都大)
  • 串山 久美子(首都大)
アブストラクト
説明画像

光学画像認識技術の発展により,実物体と画像認識を組み合わせた“AR”によるアプリケーションが多く報告されている.このようなアプリケーション開発において,光学マーカには,2次元コード,イラスト,五線譜,実物体の矩形や色などが利用されるが,これらは実物体の物理特徴や印刷パターンであるため,ユーザによって作りだすことはできない.そこで著者らは,ユーザによって手軽にARマーカを作ることができれば,より多くのユーザにとってARシステムにおけるユーザビリティの向上につながると考えた.具体的な手法としては,光学文字認識を利用して,文字を光学マーカのように扱うことを検討している.本稿ではそれらの実験段階として,実物体に印刷された文字を利用して制作したシーケンス型電子楽器「Character Sequencer」のシステムを詳述する.将来的には演奏パフォーマンスと音楽教育の観点からABC記譜法を用いた演奏インタフェースの開発を検討している.

雑誌名
インタラクション2014論文集
© 情報処理学会 2014
論文ID
B1-1
ページ
375 ~ 376
発行日
2014年2月20日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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