文献情報
タイトル | |
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点と線と面のランドマークによる道路地図に頼らないナビゲーション・システム | |
著者 | |
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アブストラクト | |
街を移動する際にスマートフォン等によるルート・ナビゲーション・システムを利用するユーザは多い.しかし,移動中に小さな画面で経路を確認することは危険を伴う行為である.このため,人が記憶しやすく視認性の高いランドマークを用いたナビゲーション・システムがこれまで提案されてきた.それらシステムで主に用いられるランドマークは,1) 郵便局やコンビニエンス・ストアのような,近くまでいかないと視認できないが,確認することでユーザの現在位置を高い精度で同定できるものか,2) 電波塔や高層ビルなどのように,遠方からでも視認できるが,現在位置をおおまかにしか同定できないもの,の2 種類であった.本論文では,これらランドマークを,その視認性や位置同定能力から,それぞれ,1) 点のランドマークおよび,2) 面のランドマークと呼ぶ.これら,点と面のランドマークは,その性質の違いから,同時に使用することが難しく,これまでのシステムは,いずれか一方を用いるものであった.そこで,我々は,3) 電車通りや河川のように,すぐ近くまで行かないと視認できないが,その範囲が線状に広がりを持つものを新たに,3) 線のランドマーク,として定義し,これを用いて従来難しかった,複数種類のランドマークを同時に利用可能なシステムを提案する.本システムを用いれば,少ない数のランドマークを利用して目的地に到達することができるため,スマートフォンなどの画面を見る回数を減らすことができる. |
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雑誌名 | |
インタラクション2015論文集 © 情報処理学会 2015 |
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論文ID | |
15INT001 | |
ページ | |
1 ~ 10 | |
発行日 | |
2015年2月26日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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