情報処理学会 インタラクション2015

文献情報

タイトル
Cajam: 双方向通信可能な楽器型コミュニケーションデバイス
著者
  • 志田 和哉(はこだて未来大)
  • 柳 英克(はこだて未来大)
アブストラクト
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本研究では,楽器演奏を用いた音楽によるコミュニケーションを支援する.そこで,演奏が容易で誰でも演奏することの出来る,双方向通信可能な楽器型コミュニケーションデバイス「Cajam」を提案する.Cajamは2人のユーザが同時に使用することを想定している.Cajamの筐体は乳白色のアクリルと木で構成された箱状の打楽器である.Cajamのアクリル面は打面インタフェースであるとともに発光するフィードバックエリアであり,Cajamの天板は振動のフィードバックエリアである.Cajamの打面を叩くと,叩いた箇所と他方のCajamが発光し,ユーザに光のフィードバックを与えると同時に,相手Cajamの天板のフィードバックエリアを振動させ,ユーザに振動のフィードバックも与える.これらの,音に加えた光と振動の要素により,インタラクションをより豊かにし,コミュニケーションを円滑にすることを目指している.

雑誌名
インタラクション2015論文集
© 情報処理学会 2015
論文ID
A70
ページ
418 ~ 421
発行日
2015年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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