情報処理学会 インタラクション2015

文献情報

タイトル
視点と手とディスプレイの相対位置計測による拡張現実感の自己身体融合感の向上
著者
  • 三留 愛美(青山学院大)
  • 金子 直史(青山学院大)
  • 齋藤 友彦(青山学院大)
  • 鷲見 和彦(青山学院大)
アブストラクト
説明画像

拡張現実感において,画面外の自己身体と仮想物体とが融合した感覚を持つことは難しい.本研究では仮想物体に画面外から手を伸ばして触るというシナリオにおいて,触れている感覚が向上する手法を提案する.利用者の視点位置と手の位置をそれぞれ専用の3Dセンサで検出し,位置情報に基づいて3Dディスプレイ内の仮想物体を位置合わせすることにより,現実空間の手に接触したように見える仮想物体を表示する.この実現には,3Dセンサ・視点・ディスプレイの間で座標系の正確な校正や,3D眼鏡を装着した利用者の視点の3次元位置・姿勢を安定して検出することが必要で,校正法と視点検出法についても言及する.最後に実験によりシステムの評価・考察を行う.

雑誌名
インタラクション2015論文集
© 情報処理学会 2015
論文ID
B15
ページ
492 ~ 495
発行日
2015年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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