情報処理学会 インタラクション2015

文献情報

タイトル
フラットデザインを用いたWebサイトのユーザビリティ向上
著者
  • 四十谷 智美(東京女子大)
  • 平川 優子(東京女子大)
  • 安村 通晃(慶大)
  • 渡辺 隆行(東京女子大)
アブストラクト
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本研究の目的は,広く利用されているフラットデザインの問題点を明らかにし,ピクセル立体がフラットデザインのユーザビリティを改善するかどうか検証することである.まず,フラットデザインの問題点やWebサイトの使いやすさの判断基準を評価グリッド法で明らかにし,その意見から,フラットデザインにシグニファイアを付加したピクセル立体を改善案として採用した.次に,フラットデザインとピクセル立体のWebサイトで被験者にタスクを課す実験を3週連続で実施した.実験の結果,タスク所要時間には有意な差はなかった.SD法の結果は,ピクセル立体の方がフラットデザインより良い印象を与えていた.この結果から,ピクセル立体はフラットデザインを用いたWebサイトのユーザビリティを改善することがわかった.

雑誌名
インタラクション2015論文集
© 情報処理学会 2015
論文ID
B35
ページ
563 ~ 568
発行日
2015年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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