文献情報
タイトル | |
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抑揚を入力としたキャラクタの動作生成パラメータの最適化手法 | |
著者 | |
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アブストラクト | |
キャラクタの動作デザインにおいて制作者がはじめから表現意図に適う具体的な動作をイメージできるとは限らない.そこで,同様に表現意図に適う演技を追求する演劇の演技指導に着目した.演出家は演出意図を演技例ではなく声の抑揚を用いて指示する場合がある.本研究では抑揚という,動作を連想させる入力方法を用いて,キャラクタの動作生成パラメータを具体的な動作例の指示を必要とせずに調整できる手法を実現する.具体的には,はじめに制作者の意図する動作の曖昧なイメージを抑揚としてマイクに入力する.次に,その抑揚の時系列データと運動モデルとの差分の2乗和を評価関数として最小化問題を解くことで動作生成パラメータの最適化を行う.これらの手順を繰り返し行うことで,最終的に制作者の意図する動作を行うキャラクタに近づける. |
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雑誌名 | |
インタラクション2015論文集 © 情報処理学会 2015 |
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論文ID | |
B68 | |
ページ | |
688 ~ 690 | |
発行日 | |
2015年2月26日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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