文献情報
タイトル | |
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カーボンコピーメタファを用いた入力モード切替インターフェース | |
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アブストラクト | |
マルチタッチ可能なデバイスが一般に普及したことにより,これを利用した様々な直感的操作手法を容易に実現できるようになった.我々は,相対座標系および絶対座標系に基づく2種類の入力方式に着目し,これを切り替えるインタフェース設計を行った. スマートフォンやペンタブレットでは手書き文字入力やイラスト描画が容易であるが,一般的なPCに装備されたトラックパッドでは困難である.これは前者が,入力面座標が画面座標に1対1対応する絶対座標系による入力であるのに対し,後者は,マウスと同じく指の移動量をポインタの移動量に対応させた相対座標系を基準とした入力であることが理由である.トラックパッドでも,絶対座標による入力を提供すれば,手書きによる文字・図形入力などが容易になると考えられるものの,PCの大きな画面をGUI操作するためには現行の相対座標入力が有利である. そこで本論文では,トラックパッド入力において相対座標による入力と絶対座標による入力を直感的に切替える手法である,カーボンコピーメタファを利用したインターフェースについて報告する.本方式では,トラックパッド面に対応して絶対座標入力できる小領域を画面上に設定する.カーボンコピーメタファは,この領域を小さなカーボン紙片とみなして,非利き手でカーボン紙片の移動と固定を切り替えつつ,利き手で移動と入力をおこなう手法である. |
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雑誌名 | |
インタラクション2015論文集 © 情報処理学会 2015 |
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論文ID | |
C49 | |
ページ | |
907 ~ 912 | |
発行日 | |
2015年2月26日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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