情報処理学会 インタラクション2015

文献情報

タイトル
OpaqueLusion: 多層空中像におけるオクルージョン表現の基礎検討
著者
  • 梶田 創(東大)
  • 小泉 直也(東大)
  • 苗村 健(東大)
アブストラクト
説明画像

空中像はディスプレイから飛び出し,光学系により反射・屈折し,実空間へと結像されるので,像に手を伸ばすことによるインタラクションが可能である.複数の空中像を表示する方法として,ハーフミラーを用いた像の重ね合わせによる多層化手法がよく知られている.しかし,ハーフミラーを用いると前後の層の光線が重なってしまい,オクルージョン表現ができないという問題があった.本稿では光線制御のためのマスクとして液晶シャッターを利用することで,上記の問題を解決する.液晶シャッターの階調と,実際の透過率の関係を実験によって明らかにし,不透過空中像を利用したアプリケーションを示した.

雑誌名
インタラクション2015論文集
© 情報処理学会 2015
論文ID
C75
ページ
1010 ~ 1015
発行日
2015年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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