文献情報
タイトル | |
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IoTアプリケーションのソフトウェア・ハードウェアを単一コードベースで開発できる統合開発環境f3.js | |
著者 | |
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アブストラクト | |
Internet of Things (IoT)アプリケーションのソフトウェア開発者にとって,センサやアクチュエータを配置する筐体の設計はCADシステムを用いる必要があり容易でない.本稿では,ソフトウェアの開発用インタフェース上でハードウェア設計まで一貫して行える統合開発環境f3.jsを提案する.f3.jsでは,センサやアクチュエータの制御コードと同じスコープに,レーザーカッターを用いた筐体設計のためのコードを書ける.また,レーザーカッターの切断面を組み合わせて立体形状を形成できるように,展開図の作成支援用APIを備えている.ユーザは展開図上にセンサやアクチュエータを配置するGUIプログラミングのようなコードで,新しいハードウェアインタフェースを設計できる.これらの仕組みを利用して,エンドユーザでもGUIを操作してIoTアプリケーションをパラメトリックにカスタマイズできるようになっている.提案手法の妥当性を,f3.jsを用いた5名参加の小規模ワークショップで評価した. |
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雑誌名 | |
インタラクション2016論文集 © 情報処理学会 2016 |
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論文ID | |
16INT016 | |
ページ | |
132-139 | |
発行日 | |
2016年2月24日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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TEL. | 東京 (03) 3518-8374 (代表) |
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