情報処理学会 インタラクション2016

文献情報

タイトル
ワイヤ駆動型ウェアラブル6自由度力覚提示デバイス”SPIDAR-W”
著者
  • 永井 一樹(東工大)
  • 銭 亦甝(東工大)
  • 赤羽 克仁(東工大)
  • 佐藤 誠(東工大)
アブストラクト
説明画像

本研究ではワイヤ駆動型ウェアラブル6自由度力覚提示デバイス”SPIDAR-W”を提案する.本デバイスはユーザの両手に6自由度の力覚提示が可能である.ウェアラブル力覚提示デバイスは,ユーザが自由に移動できる状態での力覚提示を目的としたデバイスである.従来のウェアラブル手首力覚提示装置は,提示できる力覚が並進3自由度のみである,片手にしか力覚提示が出来ない,といった問題があった.本研究で開発するデバイスは,ユーザが背負って使用することを想定したフレームに,ユーザの手首を囲むようにモータを設置することで,手首への6自由度の力覚提示を実現している.そのため,軽量な機構で,両手への力覚提示が可能である.本デバイスにより,ユーザの自然な動作を阻害することなく,バーチャル空間とのインタラクションを実現できる.

雑誌名
インタラクション2016論文集
© 情報処理学会 2016
論文ID
1B38
ページ
315-320
発行日
2016年2月24日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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