情報処理学会 インタラクション2016

文献情報

タイトル
陽炎の発生制御により視線を誘導するディスプレイウィンドウの提案
著者
  • 川鍋 徹(早大)
  • 橋田 朋子(早大)
アブストラクト
説明画像

我々はこれまでに,陽炎を発生制御することで景観の見えを変化させ,景観中の任意の箇所に自然と注意を誘発することを可能とする空間ディスプレイ「atmoRefractor」を開発してきたが,陽炎そのものが見づらいことが課題であった.本研究では,ディスプレイウィンドウ内に三面鏡を設置し,光線を反射させることで陽炎が重畳される場所を増やすと共に,陽炎の発生箇所を人の眼高程度に配置することで見え方を改善した.本稿では,陽炎を利用して視線誘導を行うディスプレイウィンドウについて提案し,ユーザのインタラクションについて述べる.

雑誌名
インタラクション2016論文集
© 情報処理学会 2016
論文ID
1B39
ページ
321-322
発行日
2016年2月24日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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