情報処理学会 インタラクション2016

文献情報

タイトル
ReaCue:会議における場の活性度評価を用いた3Dオブジェクトによるポジティブな情報のフィードバックに関する検討
著者
  • 後藤 理(筑波大/リコー)
  • 新西 誠人(リコー)
アブストラクト
説明画像

円滑なコミュニケーションはあらゆるグループ活動の効率及び成果に大きく関わっており,コミュニケーションの促進には感情などのポジティブなフィードバックが有用であることが知られてきた.本研究ではグループによりディスカッションが行われる小規模な場における音声コミュニケーションに着目し,場の活性度を表現する3DホログラムオブジェクトReaCueを作成した.ディスカッションにおける場の活性度は発話の重なりや笑いに関係していることから,それらをポジティブな盛り上がりと考え,音の情報から分析しReaCueにより形状に置き換え提示した.これによりディスカッションの参加者が無意識的に場のポジティブなフィードバックを受け,良いアイデア発想につながることを目指した.

雑誌名
インタラクション2016論文集
© 情報処理学会 2016
論文ID
1C70
ページ
444-447
発行日
2016年2月24日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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