文献情報
タイトル | |
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布の触り心地をインターネット上で伝達するためのシステムの研究 | |
著者 | |
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アブストラクト | |
洋服のネットショッピングでは,予想していた布の触り心地とは異なったものを購入してしまい,失敗する事例が多々ある.この失敗の原因は,インターネットの画面上で洋服の触り心地の度合いを明確に伝達することができないからである.そこで,本研究は購入前にユーザが想像していた洋服の触り心地と,購入後の触り心地のギャップを小さくすることを目的に,対象の洋服に対して他ユーザが主観評価をした値と,このユーザが過去に買った洋服の中で対象の洋服に似ている触り心地のものを表示することで得られる効果を検証・考察した.その結果,他ユーザが主観評価した値の表示と似た触り心地の洋服の表示はどちらも,購入前の想像した触り心地と購入後の実物の触り心地のギャップを小さくすることがわかった.他ユーザが主観評価した値の表示が最も効果的だった項目は,伸縮性だった.また,似た触り心地の洋服表示が最も効果的だった項目は,通気性だった.今後の展望として,香りや食感,味などのインターネットの画面上で伝達することが困難な商品は,既に購入した他ユーザの主観評価で数値化した値を活用することで,想像と異なる商品を買ってしまう失敗を防げることが判明した. |
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雑誌名 | |
インタラクション2017論文集 © 情報処理学会 2017 |
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論文ID | |
1-408-79 | |
ページ | |
371-376 | |
発行日 | |
2017年2月23日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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