文献情報
タイトル | |
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高速プロジェクタとウェアラブル型トラッキングに基づく低遅延な空間型拡張現実の検討 | |
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アブストラクト | |
空間型拡張現実(Spatial Augmented Reality,SAR)は,日常的な空間へ環境に応じた情報を自在に投影できる技術として注目されている.しかし,既存システムでは,プロジェクタの映像投影やセンシング時における処理の遅延により,人間の身体動作と遅延なく協調した情報提示を行うことは困難であった.身体動作に対する情報提示の遅延が観測者に知覚されると,観測者が提示された映像に対し違和感を感じ,映像酔いなどを生じる原因となる.したがって,人間の身体動作に対して,遅延なく情報提示を行うことは重要である.そこで,本稿では,高速プロジェクタと高速な画像センシングを組み込むことで,スループット1000 fps,遅延ms オーダのSARシステムを構築できる可能性を示す.さらに,このような応用では,人間の視点や動作を広い範囲で高精度かつ高速に捉える必要がある.そこで,本稿ではSARにおける視点把握のために,ウェアラブルな高速ビジョンと高速プロジェクタを組み合わせる構成を提案する. |
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雑誌名 | |
インタラクション2017論文集 © 情報処理学会 2017 |
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論文ID | |
1-510-28 | |
ページ | |
210-215 | |
発行日 | |
2017年2月23日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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