情報処理学会 インタラクション2017

文献情報

タイトル
視線情報を用いた背後参照情報の透過提示システム
著者
  • 吉田 圭佑(名工大)
  • 大囿 忠親(名工大)
  • 新谷 虎松(名工大)
アブストラクト
説明画像

プログラミングなどのPC作業では,複数の情報を参照しながら作業すること,すなわち参照作業がおこなわれる.しかし,アプリケーションウィンドウの大きさや位置により重なりが発生し,参照したい情報が見えなくなる場合がある.本研究では,このような情報を背後参照情報と呼ぶ.この場合,従来では背後参照情報を表示しているアプリケーションウィンドウを前面に出すなどのウィンドウ操作が必要であった.このようなウィンドウ操作は,主となる作業の中断につながり,作業効率の低下につながる恐れがある.本研究では,視線情報を用いることで主となる作業と並行して,背後参照情報を提示するシステムを開発した.本システムによって,背後参照情報が従来よりも少ないウィンドウ操作で可能になると期待される.

雑誌名
インタラクション2017論文集
© 情報処理学会 2017
論文ID
2-510-30
ページ
486-491
発行日
2017年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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