情報処理学会 インタラクション2017

文献情報

タイトル
Hapbeat:張力に基づいた装着型体感音響装置
著者
  • 山崎 勇祐(東工大)
  • 三武 裕玄(東工大)
  • 竹腰 美夏(首都大)
  • 塚本 裕仁(首都大)
  • 馬場 哲晃(首都大)
  • 長谷川 晶一(東工大)
アブストラクト
説明画像

体感音響とは音と同時に音楽の低音成分を振動として身体に体感させることで音の印象を強め,音楽に対する臨場感を深めるシステムである.従来の体感音響装置の課題は,十分に大きな振動振幅の生成およびその広範囲への伝達のためには装置の大型化が必要であった点である.そこで我々は糸とモータを利用した張力に基づく装着型振動提示装置(Hapbeat)を提案する.モータに糸を巻いたリールが取り付けられており,モータの動力により糸を体に巻きつけ,その糸を介してモータで発生させた振動を体に伝える.これにより装着可能で軽量かつ広範囲への振動の提示を実現し,体感音響装置の効果と装着性を高めることを目的とする.

雑誌名
インタラクション2017論文集
© 情報処理学会 2017
論文ID
3-409-72
ページ
918-920
発行日
2017年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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