情報処理学会 インタラクション2017

文献情報

タイトル
他者への迷惑を利用した二度寝防止目覚まし時計OKILOCK
著者
  • 菅原 まゆ(宮城大)
  • 鈴木 優(宮城大)
アブストラクト
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寝坊の原因は二度寝であることが多い.二度寝は本人の起床する意志に依存しており,大切な予定がある日は起床へのプレッシャがかかるため二度寝をしにくい.そこで本研究では,他者への迷惑を利用し,布団に戻ることを防ぐ目覚まし時計OKILOCKを開発した.プレッシャを与える方法として,他者へ迷惑をかけることに対する罪悪感を利用する.OKILOCKは複数名のグループで利用され,一人が二度寝をするとメンバ全員のOKILOCKから迷惑音が鳴り,メンバに迷惑がかかる.試用実験では,他者へ迷惑をかけることの罪悪感から起床する意志が強固になった様子が見られ,OKILOCKの二度寝防止効果について一定の有効性があることが示された.

雑誌名
インタラクション2017論文集
© 情報処理学会 2017
論文ID
3-409-75
ページ
931-934
発行日
2017年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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