情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
レーザポインタによるジェスチャを用いた複数機器の操作
著者
  • 下村 駿平(早大)
  • ギエルモ エンリケズ(早大)
  • 三輪 貴信(早大)
  • 澤田 秀之(早大)
  • 橋本 周司(早大)
アブストラクト
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ジェスチャインタフェースは,コンピュータへの情報入力をユーザの手や体の動きを用いて直感的に行うものである.近年,ジェスチャインタフェースを家電などの機器操作に応用する研究されている.そこで懸念されているのが,個々の機器に異なるジェスチャを割り当てると,却って操作が複雑化しユーザの負担が増えるという問題である.この問題に対して我々は,一つのジェスチャを複数の機器に利用できれば解決できると考えた.本論文では,レーザポインタで対象機器を指定するとともにレーザ光で描いた軌跡をストロークジェスチャとして認識することで,機器の選択と操作を一括して行える新しいインタフェースを提案する.ユーザによる評価実験を行った結果,提案手法が操作性の向上に有効であることを確認できた.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
1B27
ページ
289-294
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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