情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
野球素振りにおける仮想環境を用いた打者のイメージづくりと2次元画像を用いた視覚フィードバックによる正確性向上の検証
著者
  • 内山 元晴(立命館大)
  • Zou Liyuan(立命館大)
  • 樋口 貴俊(福岡工大)
  • Roberto Lopez-Gulliver(立命館大)
  • 松村 耕平(立命館大)
  • 野間 春生(立命館大)
  • 伊坂 忠夫(立命館大)
アブストラクト
説明画像

野球の打撃練習法で広く知られている「素振り」では, 投手の動作や投球をイメージしてスイングすることが重要である. しかし, 正確なイメージをすることは困難である. また, 素振りでは打球や打感などによるフィードバックを得ることができないので, イメージした投球にあった素振りが行えているかは練習者には分からない. そこで, 仮想環境を利用して投手や投球の様子を複数回練習者に提示することでイメージを強化させる. その後行うスイング位置を2次元画像で提示する手法を提案する. 本稿では, 野球未熟練者を対象に2次元画像の提示により, イメージした投球のコースに正確にスイングできたのかの検証を行なった. その結果, 2次元画像の提示により, スイングの正確性が向上する傾向がみられた.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
1P13
ページ
502-507
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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