情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
身体機能向上を目的とするトランポリンインターフェースを用いた遊具の提案
著者
  • 田中 雅人(はこだて未来大)
  • 柳 英克(はこだて未来大)
アブストラクト
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現代社会において,児童の身体能力の低下が問題となっている.その要因として,屋外でスポーツや遊びをする安全な場所が少なくなったことや,ゲーム機の普及により子どもたちの外で遊ぶ時間が少なくなったことなどが挙げられる.その結果,子どもたちが外遊びそのものに魅力を感じなくなり,身体を動かす機会も減少し身体能力の低下に繋がったと考えられる.本研究は,安全な環境で児童の身体能力向上を支援し,身体的活動の魅力を高めた遊具,トランポリン型インターフェースPIT(Project Interaction Trampoline)を開発する.PITは,体験者の跳躍に合わせた,音と映像のインタラクションがあるため,跳躍を促し,モチベーションを持続させることができる.本研究は,児童が野山を駆け回る体験で得られるような身体能力向上の支援を目指しており,PITの有用性について検証する.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
2A03
ページ
538-541
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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