情報処理学会 インタラクション2018

文献情報

タイトル
E-state:脳波を用いた操作コマンド生成手法
著者
  • 大場 隆史(中京大)
  • 濱川 礼(中京大)
アブストラクト
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本論文では,非侵襲的測定による脳波を機械学習を用いて分類し,時系列の判定結果をコマンドとする手法「E-state」について述べる.脳活動に関する研究は多くみられ、脳波等を検出し機械などを操作するBCI(Brain Computer Interface)を用いた研究では様々な手法が発表されている.特に、脳に直接埋め込まない非侵襲式BCIを用いた研究の発展は目覚ましい.しかし多くの手法が訓練に時間が掛かる,使用できる環境に限りあるなどの問題が存在している.本システムでは機械学習によって脳波を集中/リラックスの2クラス分類を行い,時系列出力をコマンドとすることで、訓練時間の短縮や使用可能環境に制限が少ない手法を提案する.

雑誌名
インタラクション2018論文集
© 情報処理学会 2018
論文ID
2A15
ページ
578-583
発行日
2018年2月26日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
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