情報処理学会 インタラクション2019

文献情報

タイトル
3Dプリンターにおける組立不要な一体造形手法の提案
著者
  • 新山 大翔(はこだて未来大)
  • 沖 真帆(はこだて未来大)
  • 塚田 浩二(はこだて未来大)
アブストラクト
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3Dプリンターを活用したモノづくりの中で,複数の部品が組み合わさって動く立体物を一回でプリントする「一体造形手法」が用いられることがある.これは,組立作業が不要なため,「時間/手間のコストを抑えながら試作検証ができる」,「入れ子構造のような複雑な形状を制作できる」等のメリットがある.しかし,造形を成功させるためには,部品間の隙間を適切に設けたり,サポート材を除去しやすい形状や出力設定を模索したりと,設計/出力時に配慮すべき点が多い.この試行錯誤には手間と時間を要するため,初心者には難しい手法であった.そこで本研究では,3Dプリンターを用いた一体造形に適する機構設計を試みる.本稿では,試作した回転機構と作例を紹介する.

雑誌名
インタラクション2019論文集
© 情報処理学会 2019
論文ID
2B-25
ページ
559-561
発行日
2019年2月27日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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