情報処理学会 インタラクション2019

文献情報

タイトル
高度自動運転における力覚フィードバックを用いた操舵の共有に関する快適性の評価
著者
  • 倉持 拓明(ATR/同志社大)
  • 内海 章(ATR)
  • 池田 徹志(広島市立大)
  • 加藤 弓子(聖マリアンナ医科大)
  • 長澤 勇(SUBARU)
  • 高橋 和彦(同志社大)
アブストラクト
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安全かつ快適な自動運転社会を実現するためには,完全自動運転に限らない多様な運転形態について検討することが求められる.本研究では,ドライバーの操舵量と車両挙動を直結させないことで危険操作に対する安全性を確保し,同時に力覚フィードバックによる適切な操舵への誘導を行う運転システムを提案し,シミュレータを用いた快適性の評価実験を行った.実験結果から,力覚フィードバックによるシステムからの明確な意思表示には安心感を高める傾向があり,強いフィードバックによる完全自動運転を模した運転形態とともに,適度な力覚フィードバックのもとでシステムと操舵を共有する運転形態が自動化の恩恵と移動における快適性の両立に有効である可能性が示された.

雑誌名
インタラクション2019論文集
© 情報処理学会 2019
論文ID
2B-48
ページ
648-653
発行日
2019年2月27日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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