情報処理学会 インタラクション2019

文献情報

タイトル
透析患者向けベッドにおける仮想タッチパネルの可視化手法の検討
著者
  • 武田 祐樹(福山大)
  • 横山 大知(福山大)
  • 中道 上(福山大/アンカーデザイン株式会社)
  • 稲葉 利江子(津田塾大)
  • 渡辺 恵太(株式会社シーエー・モバイル)
  • 山田 俊哉(NTTテクノクロス)
アブストラクト
説明画像

本研究では,透析患者が人工透析中においても仕事が可能な環境の実現に向けて,天井ディスプレイとそれに対して非接触操作が可能なベッドの試作を進めている.非接触操作として仮想的なタッチパネルを実現したRemote Touch Panelを利用しているが,タッチパネル面を視認することができない課題がある.本論文では,仮想的なタッチパネルの可視化に向けて,指先へのプロジェクションマッピングの適用を検討した.仮想タッチパネルの形状と色の組合せに関する実験を行った結果,タッチパネル面には線(白)とそれに近づいた空間(青)を組み合わせた仮想タッチパネルが最も視認性が高いことが明らかとなった.

雑誌名
インタラクション2019論文集
© 情報処理学会 2019
論文ID
2B-51
ページ
658-663
発行日
2019年2月27日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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