招待講演
- 堤幸彦とそのグループ的映像表現最前線
~いくつかの作品事例を通じて~
堤 幸彦
映画監督/演出家
株式会社オフィスクレッシェンド 所属
映画、ドラマはもちろんのこと、演劇舞台やコンサートなど様々なエンターテインメント作品にCGやインタラクティブな表現など、新しい技術や表現が生まれ多用されている昨今、堤幸彦作品(映像、舞台)のいくつかの最新事例を紹介し、表現する側、受け取る側、それぞれからの視点で映像表現について解説します。
- プロフィール
1955年11月3日生まれ。愛知県名古屋市出身。
1988年オムニバス作品『バカヤロー!私、怒ってます』で劇場映画デビュー。
ドラマ『金田一少年の事件簿』(95~96)、『ケイゾク』(99)、『池袋ウエストゲートパーク』(03)、『トリック』シリーズ(00~14)、映画『20世紀少年』三部作(08~09)などのヒット作を通し、スタイリッシュな演出と独自の笑いで“堤色”というべき世界を確立し不動の人気を得る一方、『明日の記憶』(06)や『MY HOUSE』(12)、『人魚の眠る家』(18)などの社会派作品も手がける。
また、映像演出の他にも『悼む人』(12)や、『真田十勇士』(14,16)、『魔界転生』(18)など、舞台演出も精力的に行っている。2015年には映画『天空の蜂』で第40回記念報知映画賞・監督賞を受賞。
最新作ドラマ「SPEC サーガ黎明篇 (れいめいへん)『サトリの恋』」がParaviにて配信中。
最新作映画『十二人の死にたい子どもたち』は2019年1月25日より公開中。