情報処理学会 インタラクション2020

文献情報

タイトル
先端伸縮型仮想物体接触デバイスExtickTouchへの硬軟感提示機構の導入
著者
  • 岡 夏輝(立命館大)
  • 廣瀬 太朗(立命館大)
  • 片岡 敬志郎(立命館大)
  • 大槻 麻衣(産総研)
  • 柴田 史久(立命館大)
  • 木村 朝子(立命館大)
アブストラクト
説明画像

我々は,VR(Virtual reality;人工現実)空間内で接触感を提示するデバイスExtickTouchの開発を行った.このデバイスは仮想物体に触れる際にその表面に合わせてデバイスの先端が伸縮することで,仮想物体との接触感を提示している.しかし,既開発のシステムでは仮想物体の材質や硬軟感に合わせて感覚を変更することは困難という問題があった.そこで本稿では,物体との接触した際の様々な触覚情報の中でも特に硬軟感を提示することに重点を置き,(1) 提示する視覚情報の表現力向上,(2) 先端伸縮による接触感提示手法の改良(3) デバイスの先端を付け替えられる機構の搭載の3点によって実現したのでこれを報告する.

雑誌名
インタラクション2020論文集
© 情報処理学会 2020
論文ID
1A-01
ページ
188-191
発行日
2020年3月2日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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