情報処理学会 インタラクション2020

文献情報

タイトル
ロボットを「着る」インタラクションの効果検証に向けたウェアラブルロボットプラットフォームの開発
著者
  • 松永 夏紀(京都造形芸術大/ATR)
  • 田中 義丸((株)ロボティズ)
  • 塩見 昌裕(ATR)
  • 日野 圭(京都造形芸術大)
  • 小笠原 治(京都造形芸術大)
アブストラクト
説明画像

人とソーシャルロボットとの新たな関わりあい方の一つとして,ロボットを「着る」インタラクションが扱われつつある.着るロボット,すなわちウェアラブルロボットの利用が進みつつある中で,着るという行為そのものが人々とロボットの関係性にどのような影響をもたらすかはいまだ明らかになっていない.そこで本稿では,その影響を明らかにするために必要となる,ウェアラブルロボットプラットフォームの開発について報告する.具体的には,人の肩部分に装着可能な5自由度のアーム型ロボットを設計し,人とのインタラクションを行うためのインタフェースとして音声またはLEDを備えている.また,RGB-Dセンサ及び加速度センサを搭載しており,近くに存在する人や物,および自身の姿勢情報を利用した動作制御が可能となっている.今後,当該ロボットを用いた評価実験を実施し,ロボットを「着る」インタラクションの効果検証を進める予定である.

雑誌名
インタラクション2020論文集
© 情報処理学会 2020
論文ID
1B-13
ページ
229-231
発行日
2020年3月2日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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