情報処理学会 インタラクション2020

文献情報

タイトル
初対面における合意形成のモデル化の検討
著者
  • 萩尾 友彦(大阪工大)
  • 大井 翔(立命館大)
  • 佐野 睦夫(大阪工大)
アブストラクト
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日常生活において合意形成を行う場面はたくさんある.例えば,友人と昼食をどこで食べるか決めるなど日常的で些細な合意形成から,ダム建設に賛成か反対かといった社会的な合意形成などが挙げられる.本研究では,合意形成において,(1)どのような要因で意見が変わったのか,(2)合意形成される場合にどのような特徴があるのか,という2点について検討する.具体的には,実験参加者に対してコンセンサスゲームを実施し,ビデオカメラなどによりデータの収集を行った.その後,撮影したコンセンサスゲームを実験参加者に振り返りを行い,どのタイミングで意見が変わったのかを実験参加者に質問することで判断する.また,動きや表情のデータも取得する.これらの結果から,合意形成の要因をベイジアンネットワークを用いてモデル化した.

雑誌名
インタラクション2020論文集
© 情報処理学会 2020
論文ID
3P-71
ページ
1033-1036
発行日
2020年3月2日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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