情報処理学会 インタラクション2021

文献情報

タイトル
行動 to Code : 日常生活の複数の身体行動を通したプログラム的要素・処理の体験アプリケーション
著者
  • 中村 幸樹(早大)
  • 橋田 朋子(早大)
アブストラクト
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本研究では,プログラミング的思考が日常の行動の分析に役立つ事やその面白さをより多くの人に知ってもらう事を目指し,日常の行動がプログラム的要素・処理で説明できる事を直感的に体験可能とする仕組みを実現する.具体的には,ユーザの身体で完結する簡易な行動をするように自然言語で指示し,ユーザがその行動をし始めると,含まれるプログラム的要素・処理を自動検出し,インタラクティブにプログラミング言語(命令とコメント)でフィードバックする仕組み“行動 to Code”を提案する.これにより自身の行動が細分化したCodeで捉え直せる事を体感できる.提案システムはiPhone,PCの内蔵センサ・カメラを利用して,それらのブラウザからアクセスできるアプリケーションとして実装する.さらに本システムを用いることで,日常の行動に含まれるプログラム的要素・処理に気づき,プログラミング的思考が身近に感じられるかを明らかにする評価実験も行う.

雑誌名
インタラクション2021論文集
© 情報処理学会 2021
論文ID
1A06
ページ
128-133
発行日
2021年3月1日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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