情報処理学会 インタラクション2021

文献情報

タイトル
イラストの印象を構成する画風要素の研究
著者
  • 日野 千裕(宮城大)
  • 鈴木 優(宮城大)
アブストラクト
説明画像

同じモチーフのイラストでも,表現の仕方の特徴や傾向(画風)の違いにより印象は大きく変わる.イラストを使用する際は与えたい印象に沿った画風のイラストを使用する必要がある.素材サイトは登録されている範囲でイラストを探す必要があるため,イラストレータは1つのモチーフに対して様々な印象の画風を登録することが望ましい.しかしながら,1つのモチーフに対して複数の画風のイラストを描くのはイラストレータ側に手間がかかる.そこで,本研究ではイラストレータが複数の印象のイラストを手軽に作成できるように,形以外の画風を構成する要素(画風要素)と印象との因果関係を感性工学で用いられるラフ集合理論により調査した.また,得られた印象ごとの画風要素が,形以外の画風要素として正しいかを確かめる検証実験を行い,いくつかの印象について形以外の画風要素を発見できた.

雑誌名
インタラクション2021論文集
© 情報処理学会 2021
論文ID
1A11
ページ
152-157
発行日
2021年3月1日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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