情報処理学会 インタラクション2021

文献情報

タイトル
HaT Vest:温度刺激を活用した被弾感覚提示デバイスの開発
著者
  • 朱 文イク(東京工科大)
  • 兼松 祥央(東京工科大)
  • 茂木 龍太(東京都立大)
  • 羽田 久一(東京工科大)
  • 三上 浩司(東京工科大)
アブストラクト
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エンターテインメント業界では,インタラクティブコンテンツの体験の拡張として,身体で感じる新感覚のインターフェースに関する研究がある,そのひとつに,ゲームの被弾における振動刺激による力覚フィードバックをプレイヤーの全身に与え,ゲームへの没入感を高めるデバイスがある.しかし振動刺激による単一のフィードバックでは,よりリアルな被弾感覚を再現することが困難である.そこで本研究は,銃弾に撃たれる感覚について調査し,撃たれた箇所の出血に着目した.調査の結果をもとに,銃弾に撃たれると熱を感じることが分かった.そこで,本研究では,熱刺激による被弾感覚を提示し,ゲームと連動するHaT Vest(Haptic and Thermal Vest)を開発した.

雑誌名
インタラクション2021論文集
© 情報処理学会 2021
論文ID
1A18
ページ
181-184
発行日
2021年3月1日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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