情報処理学会 インタラクション2021

文献情報

タイトル
手モデルの変形がバーチャル物体の重さ知覚に与える影響
著者
  • 岡田 一志(大阪工大)
  • 橋本 渉(大阪工大)
アブストラクト
説明画像

本研究では,Pseudo-Haptics(擬似触覚)の一つとして弾性変化を加えた手モデルの使用によりバーチャル物体への重さを錯覚させることを目的とする.本実験では,一般的な3D手モデルを粒子からなる手モデルへ変換し,VR空間内の異なる重さの球体を操作し,変形量の大きな順に並べ替える課題,変形量から重量にどの程度違いがあるかを判別する課題を実施した.実験の結果,明確に重さの違いは知覚されなかったが,手モデルの変形により重さが知覚される可能性が示された.

雑誌名
インタラクション2021論文集
© 情報処理学会 2021
論文ID
1Q06
ページ
646-648
発行日
2021年3月1日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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