文献情報
タイトル | |
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食べられる再帰性反射材の反射パターンに基づく位置姿勢基準マーカー | |
著者 | |
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アブストラクト | |
食品へのプロジェクションマッピングの投影の際の基準マーカーとして,飴や寒天などで作成された食べられる再帰性反射材の利用が考えられており,反射材の姿勢情報を取得することで,食品の姿勢に追従したマッピングを行なうことが可能となっている.先行研究では,食べられる再帰性反射材の姿勢情報を取得する手法として,食べられる再帰性反射材の表面にARマーカーのパターンを作成した「食べられるARマーカー」と呼ばれる物が提案されているが,ARマーカーとして利用する都合上,決められたパターンを厳密に作成する必要がある,形が正方形でなくてはならないなどの制約がある.そこで,本研究ではテンプレートマッチングを利用して姿勢情報を取得する手法を提案する.この手法では再帰性反射材のパターンや形を自由に作成できるといった利点があり,前述した問題点を解決するものである.提案手法ではテンプレートマッチングの中でも,回転や傾きに対応しているホモグラフィー変換(射影変換)を用いたテンプレートマッチングを行い,マッチングの過程で得られる変換行列を用いて投影したい画像を変形する.評価実験とその結果から提案手法の有効性を示す. |
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雑誌名 | |
インタラクション2021論文集 © 情報処理学会 2021 |
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論文ID | |
3P06 | |
ページ | |
758-761 | |
発行日 | |
2021年3月1日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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