文献情報
タイトル | |
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テーブル上に投影された空中立体映像に対する影を用いたインタラクション手法 | |
著者 | |
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アブストラクト | |
再帰反射を利用した空中結像技術(AIRR)を応用し,空中に立体映像を投影するテーブル型装置を構築した.具体的にはレンチキュラー方式により視差を作り出す立体ディスプレイ上に奥行を反転させた映像を出力し,これをAIRRを用いてテーブル面上にその鏡像を結像させることで立体映像を投影する.この手法は机上の遮蔽物と映像との奥行関係に齟齬をきたしやすく,特に映像に直接触れようとすると違和感が大きい.そのため映像に直接触れようとするようなインタラクションにはやや難があった.今回はそれを避けて,なおかつリアルタイムでのインタラクション可能性をユーザに感じさせるための手法として,影を用いたインタラクション手法を構築した.机上で手をかざすと立体映像に手の影が落ちるようにすることで,映像の奥行感が捉えやすくなり,実在感が増すように感じられる. |
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雑誌名 | |
インタラクション2022論文集 © 情報処理学会 2022 |
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論文ID | |
6D01 | |
ページ | |
747-750 | |
発行日 | |
2022年2月21日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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TEL. | 東京 (03) 3518-8374 (代表) |
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