文献情報
タイトル | |
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訪問客との共有注意の創出による接客ロボットの社会的プレゼンスの強化 | |
著者 | |
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アブストラクト | |
実際の店舗で接客を行うロボットは,日常的な場面で人と共存する形で使われており,接客ロボットに関する様々な研究が行われている.しかし,ロボットは社会的プレゼンスが低いために人から無視されやすく,ロボットの接客行動や販売戦略がうまく機能しない場面が多いという問題がある.本論文では,訪問客との共有注意を創出することで,接客ロボットの社会的プレゼンスを向上させることを目的とする.そこで,ロボットが訪問客の視線方向を解釈できることを表現することで,ロボットの社会的プレゼンスが向上するかどうかを実店舗で調査した.その結果,ロボットが訪問客の視線方向を認識していることを表現することや,訪問客の視線方向が変化したときにロボットが発言することによって,長時間ロボットを見る組が増加することが分かった.これらより,訪問客とロボットの間で共有注意を創出できたため,接客ロボットの社会的プレゼンスが向上したと考えられる.本論文の最も大きな貢献は,ロボットと人との間で共有注意を創出することで,ロボットの社会的プレゼンスが強化されることを,実世界の環境での実験で検証したことである. |
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雑誌名 | |
インタラクション2022論文集 © 情報処理学会 2022 |
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論文ID | |
INT22004 | |
ページ | |
31-38 | |
発行日 | |
2022年2月21日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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