情報処理学会 インタラクション2023

文献情報

タイトル
複数人でのダイビング向け水中コミュニケーション支援デバイスの提案と有効性の検証
著者
  • 大城 雄紀(立命館大)
  • 安藤 雅行(立命館大)
  • 大津 耕陽(立命館大)
  • 泉 朋子(立命館大)
アブストラクト
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ダイビングでのコミュニケーションは安全面や娯楽面から必要不可欠であるが,ダイビングの機材を装備した状態では発話によるコミュニケーションは困難であり,現状使用されているハンドサインにも事前学習が必要であることなどの問題がある.本研究ではダイバー同士が互いの意図を容易に理解できるコミュニケーション支援デバイスを提案する.ダイビングの活動を模擬したタスクを行う実験を地上で実施し,提案デバイスを用いた場合のコミュニケーションの相手やその意図の把握,コミュニケーションの容易さの点での有用性の評価を行った.本稿では,コミュニケーションの開始を伝える情報の提示と身振り手振りによる意図の伝達を組み合わせることで,コミュニケーションの相手やその意図を把握しやすくなり,コミュニケーションの容易さが向上する可能性が示した.

雑誌名
インタラクション2023論文集
© 情報処理学会 2023
論文ID
1B-20
ページ
197-202
発行日
2023年3月1日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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