文献情報
タイトル | |
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UnifiedGeoMap:2D地図と3D地図の組み合わせによる空間情報の把握 | |
著者 | |
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アブストラクト | |
空間情報を平面的に表す2D表示の地図は,建物の位置関係を把握しやすいが,立体的な位置関係や実際の景観を把握することは難しい.一方で,空間情報を立体的に表す3D表示の地図は,建物の立体的な位置関係や実際の景観を把握しやすいが,手前にある建物で奥にある道や建物が隠れてしまい,建物の場所や道順などの平面的な位置関係を把握するのは難しい.このため,平面的な位置情報を知るために2D表示の地図を使い,立体的な位置情報を知るために3D表示の地図に切り替えて使う必要があり,同時に平面的な位置情報と立体的な位置情報を把握することはできない.そこで,本研究では2D表示の地図と3D表示の地図を同時に見ることで平面的な位置情報と立体的な位置情報を把握することができる情報提示手法の提案をする.2D表示の地図の中心部分に3D表示の地図の領域を作り,2D表示の地図から得られる平面的な位置情報と中心部の3D表示の地図から得られる立体的な位置情報を同時に把握できるユーザーインターフェースを設計した.また,3D表示の地図をより見やすくするために,3D表示領域には裸眼立体視ディスプレイELF-SR1を使用した. |
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雑誌名 | |
インタラクション2023論文集 © 情報処理学会 2023 |
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論文ID | |
1B-23 | |
ページ | |
213-217 | |
発行日 | |
2023年3月1日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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TEL. | 東京 (03) 3518-8374 (代表) |
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