情報処理学会 インタラクション2023

文献情報

タイトル
ユーザテストにおけるエージェント化プロトタイプとの対話を利用したユーザ体験調査手法の提案
著者
  • 吉松 駿平(北陸先端大)
  • 高島 健太郎(北陸先端大)
  • 西本 一志(北陸先端大)
アブストラクト
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デザイン思考をはじめとしたユーザ中心の設計手法において,ユーザテストの段階では,ユーザ体験の品質を高めて付加価値を向上させるために,プロトタイプをユーザが試用した際の利用体験を得ることが必要となる.そこで,ユーザの内観をその場で得るために用いられるのがThink aloud法である.しかし,この手法には,認知的負荷の高さから十分な量の発話が得られない可能性がある.また,発話を支援するべく開発者が介入することで,却って率直な発話が阻害される恐れがある.本研究では,ユーザの率直な発話を促し,ユーザビリティ改善のヒントをより多く引き出すため,プロトタイプそのものに身体的特徴を付与しエージェント化する手法を提案し,人間の開発者が介入した場合との比較実験を行った.

雑誌名
インタラクション2023論文集
© 情報処理学会 2023
論文ID
1P-64
ページ
398-403
発行日
2023年3月1日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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