情報処理学会 インタラクション2024

文献情報

タイトル
PhubPalliator:ファビングによる同期対面コミュニケーションの阻害を緩和するメディアの提案
著者
  • 小林 美咲(北陸先端大)
  • 西本 一志(北陸先端大)
アブストラクト
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スマートフォンの普及により,作業をスマートフォンで行うことが増加し,その依存性が高まった.その結果,他人と対面でコミュニケーションを行っている最中でもスマートフォンを操作するファビング(phubbing)という行為がみられるようになった.ファビングによる悪影響については多く研究されているが,それを緩和する手段に関する研究はあまり行われていない.そこで,本研究では,対面コミュニケーションでのファビングを緩和し,コミュニケーションを誘発させるような両面ディスプレイスマートフォンを活用したシステム「PhubPalliator」を提案する.実験の結果,PhubPalliatorは,ファビングした人の興味を引きつけ,コミュニケーションを取ろうという意思を喚起させることで,ファビングを緩和させることを確認した.

雑誌名
インタラクション2024論文集
© 2024 情報処理学会
論文ID
1B-39
ページ
357-362
発行日
2024年2月28日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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