情報処理学会 インタラクション2024

文献情報

タイトル
Chronospoon: 時を操る調味食器
著者
  • 宮下 芳明(明治大)
アブストラクト
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著者はこれまで,食品の賞味期限延長や食品ロス削減に寄与することを目標に,食品の味を時間軸で変化させる味のタイムマシン技術を開発してきた.味の経時変化,特に熟成過程を数式モデル化し,添加物の量に換算することで,食品の味の時間変化を操ることができる.本稿ではスプーン型装置「Chronospoon」を用い,一定の比率で混合された液体を使用し,単一のタンクのみで味の順行・逆行変化を可能にした.これにより従来の調味家電よりも小型化を実現し,実用可能な調味食器としての開発に成功した.

雑誌名
インタラクション2024論文集
© 2024 情報処理学会
論文ID
1B-51
ページ
404-409
発行日
2024年2月28日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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