文献情報
タイトル | |
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Locker.ai: Vision-Languageモデルとスマートロッカーを用いた完全無人での遺失物管理サービス | |
著者 | |
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アブストラクト | |
今日世の中で利用されている遺失物センターでは,主に職員による手作業で遺失物を管理していることがほとんどである.しかし,このアプローチは職員にとって多大な労力を要するだけでなく,主観的な判断による遺失者の認証プロセスは,安全性に潜在的なリスクをもたらすことがある.本研究では,これらの問題について,Vision-Languageモデル(gpt-4-vision-preview)と独自のニューラルネットワークを用いたシステムで代替することで無人化を実現し,より安全で堅牢な認証体験を提供する遺失物管理サービスを開発した.さらに,このシステムが手動による遺失物管理を代替し得るかについて評価したところ,多くのケースでは有用であることが示された.しかし,一部のケースでは手動による管理との差が認められなかったことから,システムや評価手法について,さらに追加研究をする必要がある. |
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雑誌名 | |
インタラクション2024論文集 © 2024 情報処理学会 |
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論文ID | |
2B-18 | |
ページ | |
708-713 | |
発行日 | |
2024年2月28日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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TEL. | 東京 (03) 3518-8374 (代表) |
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