情報処理学会 インタラクション2024

文献情報

タイトル
文章間の連続性と視線に着目した可読性の理解
著者
  • 小林 龍ノ介(はこだて未来大)
  • 角 康之(はこだて未来大)
アブストラクト
説明画像

本研究では,文章間の連続性と人が文章を読む際の視線の関連性を調査し,文章の可読性について理解することを目的とする.文章間の連続性とは,文章同士の意味的なつながり具合のことを指す.BERTのNSP(Next Sentence Prediction)を用いることで文章間の連続性を数値化する.また,それと同時に文章を読む際の視線も計測する.文章間の連続性のデータから,文章の意味的な飛躍がある箇所の特定が可能である.視線データからは,注視箇所や視線の軌跡を分析することで,読み手が読みにくいと感じている箇所の特定が可能である.これらの2種類のデータを用いて,文章間の連続性の数値と視線から,人間が感じている文章の可読性にはどのような特徴があるのかを分析する.

雑誌名
インタラクション2024論文集
© 2024 情報処理学会
論文ID
2P-77
ページ
966-969
発行日
2024年2月28日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
E-mail