情報処理学会 インタラクション2024

文献情報

タイトル
複数アングルでの撮影を促すゲーム要素を利用したバリア画像収集システムの基礎検討
著者
  • 水留 悟(日大)
  • 村山 優作(日大)
  • 土岐田 力輝(日大)
  • 粟飯原 萌(日大)
  • 田中 絵里子(日大)
  • 宮田 章裕(日大)
アブストラクト
説明画像

我々の生活空間には,階段や坂などのバリアが数多く存在し,車椅子利用者やベビーカー利用者といった移動弱者の移動を妨げている.移動弱者が移動計画を立てる際にはバリアの種類や位置といったバリア情報が必要であり,バリアの情報を把握する手段のとしてバリアフリーマップが存在する.バリアフリーマップの作成に必要となるバリア情報を収集する試みは多数行われている.バリア画像は遠隔地からでも視覚的にバリアの形状や大きさ,周辺の状況を把握できる手段として重要である.しかし,1つのバリアに対して1つのアングルのバリア画像の投稿のみであると,バリアの形状や大きさ周辺の様子などの重要な情報を把握しきれない恐れがある.そこで本研究では,バリアを撮影した地点から撮影時に向いた方向上にある別のバリアの地点まで線で結び,三角形の陣地を作成する陣取りゲームの提案を行う.提案システムでは,1つのバリアに対して複数のアングルからのバリア画像の投稿が得られるようにすることを目指す.

雑誌名
インタラクション2024論文集
© 2024 情報処理学会
論文ID
2P-80
ページ
979-982
発行日
2024年2月28日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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