情報処理学会 インタラクション2024

文献情報

タイトル
電力重畳通信を用いた空間配置自由度の高いキーボードシステム
著者
  • 坂本 隼(金沢大)
  • 秋田 純一(金沢大)
アブストラクト
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キーボードはコンピュータの入力機器として最も使用されるデバイスの1つである.一方で一般的なキーボードは長時間の無理な姿勢によって頸肩腕に疲労がかかる.自身で打ちやすいキーボードを作る「自作キーボード」も流行っているが,立体的なキーボードのプロトタイプ作成に技術的なハードルが存在する.そこで本研究では立体キーボードの試作が簡単にできるデバイスを提案する.スイッチの位置に関係なく打鍵を検知するよう,各スイッチにマイコンを搭載し,電力供給と通信を配線1本で同時に行う電力重畳通信方式を用いる.スイッチの配線に導電布を使用することで柔軟性が生まれ,土台の上に置くことで立体性を持たせる.以上のシステムをもとにデバイスを作成したので,今後キーボード作成のサポートができるか評価を行う.

雑誌名
インタラクション2024論文集
© 2024 情報処理学会
論文ID
3B-28
ページ
1192-1194
発行日
2024年2月28日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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