情報処理学会 インタラクション2024

文献情報

タイトル
視線入力を用いた擬似触覚体験の検討
著者
  • 山田 紗妃(明治大)
  • 安中 勇貴(明治大)
  • 渡邊 恵太(明治大)
アブストラクト
説明画像

カーソルの変形によって,対象に触れているかのような感触を再現する擬似触覚提示システム「VisualHaptics」がある.VisualHapticsをはじめ,擬似触覚体験において共通する特徴は,手で入力するデバイスを用いる点である.擬似触覚は手の動きの入力と視覚フィードバックの不一致によって得られる視覚中心の感覚であるが,視線自体を入力として利用しても同様に擬似的な触覚を得られるかは明らかではない.そこで,本研究では視線入力を用いてVisualHapticsを体験し,擬似触覚の知覚にどのような影響を及ぼすのかを調査するユーザスタディを行った.アンケートの結果,視線入力を用いた体験においても,実際に触れているかのような感触を認知するコメントを得た.

雑誌名
インタラクション2024論文集
© 2024 情報処理学会
論文ID
3B-51
ページ
1287-1289
発行日
2024年2月28日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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