文献情報
タイトル | |
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単語記憶力向上のための適応的瞳孔径操作の基礎検討 | |
著者 | |
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アブストラクト | |
驚くと瞳孔が大きくなるというように,感情が動くとき,また,視覚刺激によって瞳孔径の大きさは変化することが知られている.一方で,瞳孔径を動的に変化させることによる感情や認知への影響については解明されていないため,本研究では,瞳孔径を変化させたときの脳への影響について調査する.本稿では,認知の中でも特に記憶力に着目した.瞳孔径を動かしたときの記憶力の変化を調査する目的で,ディスプレイの輝度変化を用いて瞳孔径を動かす条件と動かさない条件で単語記憶テストを行ったときのスコアの違いを調べる実験を行った.その結果,正答率においては瞳孔径を変化させた条件の方が良い傾向を示したもが,今回の条件では有意な違いを示さなかった.提示するコンテンツや光刺激を変えたり,なるべく光を認識させず瞳孔だけを変化させたりすることで,記憶力が向上する条件を調査する予定である. |
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雑誌名 | |
インタラクション2024論文集 © 2024 情報処理学会 |
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論文ID | |
3B-56 | |
ページ | |
1304-1306 | |
発行日 | |
2024年2月28日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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TEL. | 東京 (03) 3518-8374 (代表) |
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