情報処理学会 インタラクション2024

文献情報

タイトル
仏教対話AIチャットボットを利用した心理的苦の緩和?チャットボットが単数と複数の場合の比較?
著者
  • 土屋 志高(NTT)
  • 橋本 遼(NTT)
  • 渋沢 潮(NTT)
  • 西川 嘉樹(NTT)
  • 木内 敢(テラバース)
  • 八鳥 孝志(テラバース)
  • 中山 慧輝(テラバース)
  • 古屋 俊和(テラバース)
  • 亀山 隆彦(京大)
  • 小西 賢吾(京大)
  • 木村 整民(京大)
  • 渡邊 淳司(NTT)
  • 熊谷 誠慈(京大)
アブストラクト
説明画像

カウンセラーや複数人によるケアを予防的に用いることで精神的な健康を保つことは重要であり,ウェルビーイングの観点から仏教的なアプローチを用いる手法にも注目が集まっている.しかし,カウンセリングの専門性や仏教専門家との継続的な関係の確立には多大なコストがかかる.近年注目を集めるChatGPTなどにはカウンセリングの専門性が十分に備わっておらず,カウンセリングをAIに託すことには,まだ課題がある.そこで,我々は,仏教文献/仏教聖典を基に仏教的な教えを学習させた複数の仏教対話AIを開発した.本研究では,仏教対話AIがメンタルヘルスにどのような影響があるかの予備調査として,ユーザとチャットボットが一対一で対話を行う場合と,ユーザと複数のチャットボットが対話を行う場合に,満足度や使い方にどのような違いがあるかを実験調査する.

雑誌名
インタラクション2024論文集
© 2024 情報処理学会
論文ID
3P-71
ページ
1366-1369
発行日
2024年2月28日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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